性犯罪に対する慰謝料請求 Edit

性犯罪は、財産的損害が無いことが多く、まさに精神的損害に伴う慰謝料請求をする場面です。
被害に遭われた方にとっては、無念で、お金をもらっても気持ちが晴れない、悔しくて仕方が無いこととお思います。
罰するのは、刑事手続のほうで任せるとして、現実的には金銭で償ってもらうしかありません。

強制わいせつ罪に対する慰謝料請求 Edit

刑法176条で、強制わいせつ罪は、6ヶ月以上10年以下の懲役が定められています。しかも、親告罪(被害者が告訴しなければ、起訴されない)のため、罪の軽減を狙う加害者としては、早期に示談を成立させたいのが本音です。
ですから、示談交渉は、こちらが主導権を持って行える場合が多いです。
漠然と賠償額を提示するのではなく、きっちりと根拠を示して請求してください。
慰謝料額の目安としては、100万円未満での示談が多いようです。

強姦罪に対する慰謝料請求 Edit

強姦罪は、刑法177条に規定されており、3年以上の懲役が規定されています。
これも、親告罪であるため、処分の軽減を狙っていたり、告訴を取り下げてもらいたい加害者であれば、きちんと賠償をしようとする傾向にあります。
慰謝料の金額も、強制わいせつ罪と比べて高額になることが多くなっています。
事件の詳細によりますが、100~500万円くらいの間で示談が成立しているようです。