1、養育費とは

養育費とは、子供が成長して自立した社会人になるまで、養い育てていくのに必要な費用のことです。
養育費の支払い義務は、親として当然の責務です。

離婚しても親は親ですから、親権や監護権、面接交渉 権などとは一切関係ありません。

2、養育費の決め方

養育費をいくらもらえるのかという質問をよく受けます。離婚して、一人で子供を育てていくのに、養育費がいくらになるかは生計を成り立たせるためには切実な問題です。
子供の養育義務は、自分と同程度の生活を子供に保障するようにしなければなりません。これを生活保持義務といいます。
そのため、一般的な金額では決められず親の資力や生活水準などケースバイケースで金額が決められます。
養育費の算定基準として、「判例タイムズ1111号」に裁判所が論文を発表しています。
具体的な金額については、自分でお調べになるか、専門家に相談されるといいでしょう。

3、養育費をきちんと支払ってもらうために

ニュースなどでもときおり問題になっていますが、約束しても養育費を払わないケースが多いです。
離婚後、しばらくはきちんと支払うのですが、その後継続的に支払いがあるのは1割程度というのが現状です。

特に、支払い義務を負う元配偶者が再婚した場合に支払いがストップすることが多いようです。
そのため、支払いが止められたときに、強制力のある約束をしておくことが大切です。
養育費が決まったら、公正証書、調停調書など強制力のある書面にしておきましょう。