近年、まれにですが表題のようなご相談を頂きます。
同性婚カップルも、夫婦として社会的に認知され、自治体などでも証明書を発行するところが出てきました。
多様な性、生き方を認めらえる、寛容的な社会になっていくのは望ましいという意見があります。
その議論はここでは行いませんが、同性婚の離婚や不倫です。
離婚については、戸籍には入っていませんので、今後の裁判例などを待つことになるでしょう。
同性婚カップルが増えて、自治体などから認められた夫婦の離婚が、今後は裁判に発展するケースが出てくると思います。
不倫や浮気についても、同様です。
法律婚と同様、慰謝料請求権なども同じように認められていくのかどうかは、判例がいくつか出て固まっていくことでしょう。
つまり、現時点ではわかりません。
今後、司法の判断が積み重なっていくにつれて、法律専門職や社会に共通認識ができます。
もっとも、当事者同士が合意して財産分与や慰謝料を定めるのであれば、問題ありません。
公序良俗に反しない限り、契約自由の原則があります。