ストーカーの慰謝料

ストーカーの慰謝料請求
妄想的な恋愛感情から、特定の人に執拗につきまとうストーカーが増えています。
中には、殺人事件にまで発展するものもあり、他人事ではない時代です。
2000年11月にストーカー規制法が成立しましたので、ストーカーを罰しやすくなりました。凶悪事件を未然に防ぐ下地ができたといっていいでしょう。
しかし、民事の慰謝料請求では、まだまだ慰謝料額が低いのが現状です。
犯人が執拗につきまとった事案でも、何十万程度と、被害者の精神的苦痛がきちんと評価されているのかとも思えます。
ストーカー行為に遭った時は早めに警察に相談に行くべきです。
警察が取り合ってくれない場合、弁護士、行政書士などの法律家にご相談されるとよいでしょう。
一緒に警察等に付き添ったり、告訴状を作成したりと、不安な被害者をサポートしてくれるでしょう。
ストーカー被害で注意すべきこと
なるべく一人では行動せず、人目の多い場所を、誰かと一緒に行動することです。
警察に相談した後は、その指示を仰ぎながら、対処していきます。
身の危険には代えられませんので、引越や転職なども選択肢となります。
とにかく、一番大切なのはご自身の身の安全を確保を、常に意識してください。
家族や友人に相談するのは構いませんが、相手との直接交渉などに呼ぶのは、注意が必要です。
最悪、巻き込んでしまいます。
段階にもよりますが、相手の行動がエスカレートしている場合は当事者同士の直接交渉は望ましくありません。
むしろ、危険です。